
小学生向けスポーツイベント「だい縁どうかい」が10月19日、宇部の「信行寺」と「琴芝街区公園」(宇部市常盤町1)で開催される。主催は、浄土真宗本願寺派山口教区宇部小野田組(うべおのだそ)。
西秀寺(宇部市小串)の黒瀬英世さんは「お寺に気軽に遊びに来てもらおうと始まったイベント。お寺というと敷居が高く、入りづらいイメージがあると思うが、子どもたちにイベントを通して親しんでもらうことで、そうした敷居を下げていきたい」とイベントの目的を話す。
当日は、午前に「勤行(ごんぎょう)」を行う。お経を読んだり、子ども向けの短い法話を聞いたりすることで、仏教と触れ合う時間となる。昼食後の午後からは、巨大な「ジェンガ」や紙ひこうき、とんとん相撲などをチーム戦で競い合うスポーツイベントを展開する。
黒瀬さんは「お寺や仏教と接するご縁が少なくなっている今の時代に、こうして子どもの頃に触れることは良い経験になると思う。タイトルに『縁』とあるように、このイベントがそうしたご縁づくりのきっかけとなれば」と参加を呼びかける。
開催時間は10時~15時。参加費500円、定員100人、要事前申し込み。