体験型のレジャー施設「恐竜の森アドベンチャー SORACO(ソラコ)」(宇部市上宇部)が3月1日、常盤湖を一望できる高台にオープンする。
運営は、ホテルやスポーツ施設などを展開する「COCOLAND(ココランド)」(同、TEL 0836-33-6116)。既存のレジャー施設に「恐竜×アスレチック施設」という新たな要素を加え、家族で学び、体を動かせる滞在型リゾートとしての魅力を強化する。
施設面積は8,240平方メートル。施設内の森には、約15体の動く恐竜モックアップを配置。首を動かしたり鳴き声をあげたりする恐竜が潜む場内を歩き、子どもたちの知的好奇心を刺激する冒険体験を提供する。
アクティビティの目玉は、山口県内初登場となる2本の「ジップライン」だ。全長は約60メートル。空を舞うように滑走しながら、眼下に広がる常盤湖の眺めを楽しむことができる。さらに、高さ4メートル、直径30メートルという環状の「アドベンチャーサークル」も設置。空中のプレート上を渡り歩くスリルと達成感を味わえる設計で、子どもだけでなく大人も童心にかえって体を動かせるのが特徴となっている。
同施設の誕生には、下関市で日本最古の「恐竜の卵の化石」が発見されたという歴史的背景がある。この地域資源を単なる展示に留めず、子どもたちが五感で体験できる場にしたいという想いがプロジェクトの起点となった。
施設名の「SORACO」は、この地ならではの空の広がりと、眼下に望む常盤湖の景観に由来する。自然の地形を最大限に生かした場内には、恐竜や恐竜の卵と記念撮影できるフォトスポットや、森の静寂を味わえる休憩エリアも設ける。
開業まで1カ月を切り、現地では準備が急ピッチで進んでいる。村田正幸支配人は「SORACOの開業をきっかけに、より多くの方々が宇部を訪れ、この街が魅力あふれる観光地として全国に知られる未来を思い描いている。お子さま連れの皆さまにも安心してお楽しみいただき、忘れられない思い出の場所となるようにスタッフ一同、準備を進めているので、オープン後にはぜひ足を運んでもらいたい」と話す。
同施設は年間3万人の来場を目標に掲げる。今後は利用者の声を取り入れながらエリアの拡張なども視野に入れ、山口県内を代表する恐竜の施設として新たな観光拠点を目指していく。