クレープとドリンクの店「Frutta(フルッタ)」(山口市平井)が2月18日、山口市平井にオープンした。
2021年にキッチンカーでの営業を始め、さらに、店舗をシェアする形で昨年から間借り営業していた同店。昨年12月中旬で前店舗での営業を終え、かつて、そば店だった古民家を改装した落ち着きある空間で新たな一歩を踏み出した。
海津久仁隆(かいづくにたか)さんと妻の栞那(かんな)さんが夫婦二人三脚で切り盛りする。和の情緒漂う店内に、カウンター席=5席、テーブル席=8席のほか、子ども連れでも安心して過ごせるキッズスペースを備える。
海津さんは「大通りから少し入った立地だからこそ、落ち着いて過ごしてもらえる。間借りで1年ほど営業し、手応えを感じている。チャレンジしたかった構想を形にしていきたい」と意欲を見せる。
同店の一番のこだわりは、山口県産を中心とした旬のフルーツを使ったクレープやドリンク。現在は美祢のイチゴ農園「Agri charm」のイチゴをたっぷり使った「いちごブーケ(1,200円)」、「いちごバナナ」(750円)など、目にも鮮やかな季節限定メニューを並べる。
クレープは、「チョコバナナ」や「キャラメルナッツ」(以上550円)、「黒みつ白玉」「ベリーチーズケーキ」(以上650円)のほか、「アイスチョコ」(600円)「シュガーバター」(500円)、「ハムチーズ」(600円)、「ソーセージピザチーズ」(650円)など、店舗限定商品も含め約20種類を提供する。
ドリンクは、「コーヒー」「紅茶」「ピーチソーダ」(以上400円)、「ほうじ茶ミルク」「コーヒーフロート」(以上550円)などをそろえる。
海津さんは前職で20年間、福祉施設の農業部門に携わり、利用者と共にイチゴを育ててきた経歴を持つ。その経験を生かし、中山間地域への出店や、学生との商品開発・販売実習など、食を通じた地域課題へのアプローチに積極的に取り組んでいる。
海津さんは「『おいしいもの』は、生産者を知るきっかけになる。今後は店内に農家の紹介パンフレットを置くなど、農業や福祉、教育がふんわりと支え合える場所を目指したい」と話す。
営業時間は11時~17時30分(生地がなくなり次第終了)。土曜・日曜・月曜・祝日定休。週末はキッチンカーでのイベント出店を継続する。