山口・嘉川の酒造会社が新酒を朝詰め出荷-購入客の手で瓶詰め体験も

新酒が入ったタンクから柄杓で酒を汲み、瓶に詰める

新酒が入ったタンクから柄杓で酒を汲み、瓶に詰める

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 山口・嘉川の酒造会社「金光酒造」(山口市嘉川、TEL 083-989-2020)は現在、朝詰めした新酒「山頭火新酒 しぼりたて 夢露香(むろか)」シリーズの予約を受け付けている。

「しぼりたて 夢露香」シリーズ

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 同シリーズは、今年の新酒を指定された出荷日当日に瓶詰めするもので、新鮮さを重視した「搾りたて無ろ過生原酒」。注文が入っている日の朝に、同社の金光明雄社長自らタンクから酒をくんで手作業で瓶詰めして出荷している。事前に申し込めば、購入客が自分で酒をすくって瓶に詰め、打栓機、ラベル貼りまでの出荷工程を体験して持ち帰ることもできる。

 純米吟醸(720ミリリット、1,500円)、吟醸原酒(同、1,500円、大吟醸(同、2,500円)、純米大吟醸(同、2,500円)の4種類がある。純米吟醸、吟醸原酒はすでに発売中で、大吟醸、純米大吟醸は2月末に発売を予定。同社のほか、山口市内の酒販店で受け渡しが可能で、全国発送も行っている。

 同シリーズは今年で5年目。最初は数十本程度の売れ行きだったのが、年々注文が増え、昨年は約600本を出荷した。金光社長は「新鮮で初々しさのある新酒は、この時期しか味わうことができない。限定数があるので早めに予約をしてほしい」と話す。

 営業時間は8時~17時。日曜・祝日定休。3月中旬まで。(©マルニ)

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