5月1日に発売が始まった山口市プレミアム付き共通商品券「ぶち得する券」の売れ行きが好調で、6日間で全体の6割弱が販売されたことが分かった。発売元は、山口商工会議所・秋穂商工会・阿知須町商工会・徳地商工会で構成する「山口市プレミアム付き商品券発行事業推進協議会」。
同6日現在の集計では、販売数50,000セットのうち、28,172セットが販売済みで、販売場所15カ所のうち「コープどうもん店」「ベスト電器山口本店」「特産品ショップやまぐちさん」では既に完売した。1万セットを割り当てた「山口井筒屋」「ゆめタウン山口」でも6~7割を販売済み。特に、「コープ」「アルク」などのスーパーマーケットではレジ近くで販売していることもあり、売れ行きがいいという。
「ぶち得する券」は、定額給付金事業を踏まえて山口市の経済活性化を目的に、1,000円の商品券11枚セットを1万円で販売するもので、10%のプレミアムが付く「お得」な商品券。ネーミングは、山口の方言「ぶち(=とても)」や語尾に使う「~けん(=だから)」を組み合わせて、「ぶち得する券(ぶちとくするけん)」と名付けた。
発行総額は5億5,000万円。市内の約520店で利用できる。有効期限は10月31日。(©マルニ)