生活雑貨のセレクトショップ「hachi（ハチ）」（宇部市昭和町1、TEL 080-1638-1637）で5月10日、初の企画展「急須とお茶まわり展」が始まった。

陶芸家・間鍋竹士さんの作品

　同展は、防府市在住の陶芸家・間鍋竹士さんの急須・湯飲み約130点を展示販売するもの。価格帯は、急須＝8,400円～12,500円、湯飲み＝2,100円～3,500円。そのほか、カナリヤさん、ワラビさんによるコースターなどの布小物も展示販売している。

　間鍋さんは、陶芸を手がけながら農作業も行っている「半陶半農」の陶芸家。山口市阿知須で自ら採取した土を使い、土をこす作業やさらす作業を手間暇かけて行ってから作品作りに入る。釉薬（ゆうやく）を作る際にも、自身が行う米作りによって出てくるわら灰を使っているという。土の質感のある素朴な作風が特徴。

　今年1月の同店オープン以来、企画展の開催は初めて。今後、テーマを設けた企画展を不定期で開催していく予定で、次回は7月22日～26日に「niko×niko写真展」を開催する。

　営業時間は11時～17時（通常の営業時間は12時～17時、水曜・木曜定休）。今月14日まで。（©マルニ）