女性専用ケアサロン「Sanare(サナーレ)」(山陽小野田市郡)が厚狭にオープンして、6月1日で1カ月を迎えた。
理学療法士とヨガインストラクターの資格を持つ同市出身の花岡有希さんが開いた店で、医療の手前にある「予防ケア」の大切さを女性たちに届けている。花岡さんは、これまで広島や山口の病院で内科、外科、整形外科の手術前後から在宅復帰に至るまで、幅広いリハビリを担当してきた実績を持つ。
多くの患者と向き合う中で「もっと早い段階でケアをしていれば、と痛感する場面に何度も立ち会ってきた」と花岡さん。女性はライフステージごとに心と体が大きく揺れ動くからこそ、「医療機関を受診する一歩手前で不調を未然に防ぎ、一人ひとりに寄り添いたい」との強い思いから出店を決意した。
サロンのコンセプトは「自律神経やホルモンバランスを内側から整え、理学療法に基づいて外側からも整える施術」。和室にベッド1台を用意したプライベート空間で、1日3人限定のオールハンド施術を行う。
メニューは、つま先から頭までをじんわりとほぐす「全身ケアコース」(120分、13,000円)のほか、「肩までリセットコース」(100分、11,000円)、「ドライヘッド」(20分、3,000円)の3種類。理学療法に基づく姿勢分析を行い、根本的な崩れに対してストレッチや筋力トレーニングの指導も組み合わせる。また、デリケートな時期を支える「産後3カ月以降の産後ケア」にも力を注ぐ。
さらに洋室では、マットを使用した少人数制(1レッスン3人限定)の「ヨガ」も実施。スポーツウェアやマットは無料で貸し出している。今後は足つぼや「ピラティス」の導入も予定しているという。
「肩こりや気分の落ち込みといった日常の小さな不調は、体からのサイン。無理を重ねてしまいがちな女性に、休むことも自分を守る大切なことだと伝えたい」と花岡さん。
「仕事や子育ての疲れをリセットしたい方も、おしゃべりをして癒やされたい方も、気を張らずにふらっと来てほしい。自宅のように『おかえり』と優しく迎え、心身が回復したら『いってらっしゃい』と送り出せる、そんな温かい場所であり続けたい」とも。
営業時間は9時~21時30分。完全予約制で、申し込みはLINEから受け付ける。