宇部の空手道場「志誠館(しせいかん)」(西岐波)に所属する北野正真(しょうま)選手(西岐波小学校1年)が6月29日、全国大会および中国地区大会への出場を報告するため、篠崎圭二市長を表敬訪問した。
北野選手は、5月3日に岩国市総合体育館で開催された「第26回全日本少年少女空手道選手権大会」と「第34回中国地区少年少女空手道選手権大会」の山口県予選に出場。小学1年生男子の「形個人戦」と「組手個人戦」の2種目でダブル優勝を果たし、全国・中国地区への切符を掴み取った。
「礼儀を身につけてほしい」という両親の願いもあり、2年ほど前に空手を始めた北野選手。道場での熱心な稽古に加え、家庭では健康運動指導士の資格を持つ父親・慶さんの専門的なサポートを受けながら、親子二人三脚で厳しいトレーニングに励んできた。
大舞台へ向けて北野選手は、「先生に教えてもらった技で一生懸命頑張りたい。お父さんとの練習で突きを100本やるのは大変だったけど、全国大会でも優勝して、日本で一番になりたい」と元気いっぱいに夢を語った。
志誠館の岡村哲泰館長は「緊張しやすい一面もあるが、挨拶や返事、礼儀がしっかりとできる素晴らしい子。この子は必ず上に行くと確信していた。周りの選手が強く見えるプレッシャーもあると思うが、それを乗り越えていってほしい」と期待を寄せる。
今回の県予選では、多世代パーソナル運動拠点「Blossom Labo(ブロッサム ラボ)」(今村南2)を経営する父親・慶さんの支え、そして切磋琢磨し合う姉の存在も大きな原動力となった。長女の里奈さん(西岐波小学校3年)も同予選で3位に入賞し、全国大会への出場権を獲得している。
慶さんは「本来は姉弟で表敬訪問に伺う予定だったが、長女から『次は私も優勝して、胸を張って表敬訪問に行きたい』と強い意志の申し出があった。親心としては時には少しのんびり過ごしてもいいのではと思うこともあるが、姉弟そろって晴れ舞台に連れて行ってくれること、高い目標に向かって努力する姿を親として本当に誇りに思う。これからも子どもたちのモチベーションを全力でサポートしたい」と、我が子の成長を頼もしそうに見つめた。
報告を受けた篠崎市長は「一生懸命に練習してきた成果を存分に発揮できるよう、全国の舞台でも頑張ってほしい」と激励した。
北野選手は、7月18日に「岡山市総合文化体育館」で開催される「第34回中国地区少年少女空手道選手権大会」、8月13日~15日に「京王アリーナTOKYO」で開催される「第26回全日本少年少女空手道選手権大会」に山口県代表として出場する。