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山口・名田島に新名物「米粉スコーン」誕生 名田島食堂が1年かけ開発

新商品「おこめのこ ~名田島米粉の小粋なスコーン~」(写真提供=名田島食堂)

新商品「おこめのこ ~名田島米粉の小粋なスコーン~」(写真提供=名田島食堂)

 山口の「名田島食堂」(山口市名田島)が7月11日、地元・名田島産の米粉を100パーセント使用したスコーン「おこめのこ」の販売を始めた。

一口サイズのスコーン

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 今年5月に1周年を迎えた同店。名田島出身の伊藤啓子さんが地元にUターンし、夫の博明さんと夫婦二人三脚で、モーニングやランチを提供する食堂と自家焙煎(ばいせん)コーヒーのカフェを運営する。

 「ここに移住してきた頃から、地元の食材を使った商品開発を考えていた」と啓子さん。商品化に適した原料を探し求めていたところ、店舗近くで米粉の製粉をしている企業があったことが縁となり、同商品の開発に至った。

 元々スコーン好きだったという伊藤さん夫妻。啓子さんは「お土産として日持ちがするようにもしたかった。最初はクッキーも検討したが、米粉のクッキーはよくある。一口サイズのスコーンは意外と世の中にあまりなくて、米粉との相性もすごくいいかなと思って試作を始めた」と振り返る。

 配合や焼き方を変えながら約1年間の試行錯誤を重ねたが、グルテンを含まない米粉で理想の食感を出すのに苦労したという。博明さんは「サクッとして中はしっとりホロッとする理想の食感を求めた。当初はサクッとした感じがなかなか出てこなかったが、やっと納得のいく状態に辿り着いた」と話す。

 新商品「おこめのこ」は、一口サイズのスコーンが1箱に4個入ったパッケージ商品で価格は680円。フレーバーは、プレーンのほか、ダブルチョコ、抹茶、いちご、紫芋、同店らしさを生かした「自家焙煎コーヒー」など9種類を展開する。

 販売開始後、購入客からは「サクホロとした食感が良い」「ほんのりと感じる甘さがうれしい」「パッケージが可愛い」といった声が上がっている。また、同店ならではの特徴として、「コーヒーとの相性が非常に良い」と多くの支持を集めているという。

 当面は同店で数量限定で販売し、8月からはECサイトでの販売も開始する。同店の人気商品という「名田島ブレンド(コーヒー)」やドリップバッグと組み合わせたギフトセットの展開なども予定する。

 博明さんは「ようやく1年でお店が落ち着いてきて、自分たちならではの商品が出せる。いろいろとやりたいことはあるが、あまり焦らずに、まずは『名田島食堂』をしっかり根付かせ、地元の名産を作りたい。販路拡大はこれからになるが、自分たちが届けたい場所に置いていただけるよう丁寧に進めたい」と展望を語る。

 同店の営業日・営業時間はウェブサイトやインスタグラムで告知する。

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