「山口ちょうちんストラップ」-地元のガラス工房がとんぼ玉で制作

ストラップ下側のとんぼ玉は、赤、黄、青の3種類が用意されている

ストラップ下側のとんぼ玉は、赤、黄、青の3種類が用意されている

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 山口・宮野下の「いいだガラス工房」(山口市宮野下、TEL 083-924-6228)は6月中旬から、「山口ちょうちんストラップ」の販売を開始した。

「山口ちょうちんストラップ」パッケージ

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 同ストラップは、山口市の夏の祭り「山口七夕ちょうちんまつり」にちなみ、ちょうちんをモチーフにしたとんぼ玉ストラップ。赤や黒の大小4つのとんぼ玉を革ひもでつなぎ、ちょうちんに見立てている。ちょうちん部分の赤いとんぼ玉には、お殿様とお姫様の顔を模様として入れた。「いつの時代も二人でいたい」という思いを込めたという。

 同工房は、いいだまさおさん(吹きガラス)といいだみつこさん(とんぼ玉)が夫婦で手作りのガラス製品を作っている。昨年12月から、とんぼ玉を使った山口ならではの土産品を作りたいと「山口七夕ちょうちんまつり」の紅ちょうちんをモチーフにしたストラップの制作に取りかかった。ストラップ全体のデザインやパッケージはみつこさんが、とんぼ玉部分の制作はまさおさんが、それぞれ担当した。

 みつこさんは「顔の部分は別に作り、金太郎あめのようにカットしてから貼り付けるので、一つひとつの表情が違っていて楽しい。一つのとんぼ玉の中に男女二人の顔を入れることで仲良しの象徴という意味も込めた。山口の土産品といえば、大内塗りが浸透しているが、ガラス製品も土産品として浸透していったらいいなと思った」と話す。

 価格は1,500円。同工房のほか、特産品ショップやまぐちさん(道場門前)、山口市菜香亭(天花)、西村屋(湯田温泉)、ホテルかめ福(湯田温泉)で販売している。8月6日・7日の「山口七夕ちょうちんまつり」に向けて売り出す。(©マルニ)

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