宇部に地産地消を推進する地域間交流施設-「楠こもれびの郷」オープン

楠こもれびの郷

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 宇部市が楠地域で建設を進めていた複合施設「楠こもれびの郷」(宇部市大字西万倉、TEL 0836-67-2617)が8月5日、オープンした。

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 木造平屋建ての温浴施設「くすくすの湯」(約1,050平方メートル)は、温浴施設の集客力を活用することで農業振興との相乗効果が期待されることから整備。2004年8月から掘削を開始し、2005年3月にアルカリ性単純温泉と認定された。利用料は、大人(中学生以上)=600円、小人(小学生)=300円、小学生未満無料。

 農産物直売所「楠四季菜市」と農家レストラン「つつじ」、交流室(計約610平方メートル)は、楠地域の農産物や加工品の直売、地域の食材を生かした食事を提供。モデル農園で収穫したナス、はなっこりー、タマネギなども直売所で扱うほかレストランの食材にも利用する。

 そのほか、モデル農園(約5ヘクタール)、体験農園(約0.5ヘクタール)では、農業生産法人等の担い手活用や新規就農者の育成、都市生活者の農業体験を進める。

 今後の運営は地元住民有志によって設立された「楠むらづくり株式会社」が行う。「楠むらづくり株式会社」は2008年12月宇部市議会で指定管理者として承認されている。

 営業時間は、「くすくすの湯」=9時~21時(受け付けは20時30分まで)、「楠四季菜市」=11時~21時、「つつじ」=9時~21時。第3水曜休館。

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