防府・植松の「コスパ防府」内の「メディカルタウン」に4月23日、スタッフが全員女性の婦人科クリニック「おがさまきレディースクリニック」(防府市植松、TEL 0835-26-1107)が開院する。
「メディカルタウン」には小児科と薬局のほか、2階建ての「コスパメディカルビル」があり、同院はこのビル内に開院する。同ビルには4つの医療関係機関が入居でき、同院が開業1号となる。店舗面積は52.5坪。ロゴマークにも使用されているオレンジと白で統一された、清潔感のある空間が特徴。
診療内容は、乳がん検診や子宮がん検診、不妊外来、更年期外来など、婦人科の外来診療がメーンとなる。乳腺のレントゲンをモニター診断できる「デジタルマンモグラフィー」や、お腹の中の赤ちゃんを立体画像でとらえる「3D超音波」など、最新の機器もそろえる。また、乳がん検診と子宮がん検診が一度に受けられる「女性ミニドック」も実施。同じ日にすべて検診するので、短時間で検診を終えることができるのが特徴。
スタッフはすべて女性で、診療放射線技師も女性。「乳がん検診を行っている施設で、ドクターも放射線技師も女性というのは珍しい」(同院)という。
大きなガラス窓のある広々とした待合室には、横2メートルの大型スクリーンを備え、映像を流したり、プレゼンテーションをしたり、さまざまな使い方ができる。待合室のスペースを利用して勉強会や小規模なセミナー、ミニコンサートの実施も考えているという。4月14日には、一般に同院を公開する目的で、バイオリンとチェロの四重奏のミニコンサートを待合室で行う予定。定員は40~50人で、事前に電話予約するか、スペースがあれば当日の来場も可能だという。
小笠院長は「プライバシーに配慮し、落ち着ける工夫もしているので安心して来てほしい。女性の先生がいいという人はもちろん、10代の女性も気兼ねなく来てもらえれば」と話している。診察時間は、8時30分~12時30分、14時~18時(=月曜~金曜、木曜は午後休診、土曜は8時30分~15時)。休診日は第2・4土曜、日曜、祝日。予約制。
おがさまきレディースクリニック(©マルニ)