「第19回えび狩り世界選手権大会」が8月22日、山口・秋穂の中道海水浴場で開催される。
同大会は、海水浴場に横250メートルにわたり網を張り、その中に秋穂の特産である車エビ約15,000尾を海水浴場に放流し、手づかみで捕まえた数を競う大会。山口・秋穂は、世界で初めて車エビの養殖が始まった車エビ商業養殖発祥の地。
応募者も年々増え、3万6,000人の応募者の中から抽選で選ばれた1,600人が参加した昨年の大会には、東京、千葉、大阪など県外からの参加者や、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダからの参加者もいたという。昨年は40分間で110尾を捕まえた防府市の会社員が優勝した。
「今年は4万8,000人から応募があった」と話すのは同大会を主催する秋穂観光協会(山口市秋穂東)の時乗(ときのり)さん。「今年参加する人は倍率30倍もの難関を突破した人たち。秋穂の美しい自然の中で1日を楽しんでほしい」とも。
同大会は既に申し込み期間が終了しているため当日参加はできないが、同大会と同じシチュエーションでエビ狩りを楽しむことができる「えび狩り体験ツアー」が9月16日~19日に予定されている。問い合わせは秋穂観光協会(TEL 083-984-3741)まで