山口を拠点に経営コンサルタント・ビジネスプロデューサーとして活動する中村伸一さん(やまぐち総合研究所所長)が11月17日、ニューメディアプラザビル(山口市熊野町)でトークライブを行った。
「自分に変化を与えてくれる場所(サード・プレース)を皆さんに提供したい」と話す中村さん。19時から始まったトークライブでは、セミナーや勉強会とは違ったざっくばらんな雰囲気を作り出し「ここだけの話」や「ビジネスの裏話」などを織り交ぜながら約90分間、自由なトークを繰り広げた。
中村さんは7月に東京で、名前が同じというだけの理由で行ったイベント「同姓同名3人の中村伸一によるトークライブ」に出演。このイベントを実現するまでのプロセスや東京のイベント運営会社とのやりとりから感じた東京と山口の違いなども披露した。
今回のトークライブは「カンパ方式」で実施され、ライブ終了後には参加者自身が会場に置かれた貯金箱に任意の金額を投入した。千円をカンパした30代経営者は「イベントの告知方法やコピーという視点から東京と地方の違いを説いたトークが特に面白かった」と感想を話した。
トークライブを終えた中村さんは「お客さん(参加者)の反応が良かったので楽しくトークできた」と振り返り、今後については、「山口には異業種の人が集まって勉強も交流も出来る場所がまだまだ少ない。トークライブという活動をしていきながら、山口にそうした勉強会が定着する土壌を作っていきたい」と意欲をみせた。