山口・大殿、白石、湯田地区で3月3日、通常では見ることができない「お宝」を一斉に公開するイベント「山口お宝展」が始まった。
2006年にスタートした同イベントは今年で5回目を迎える。国宝瑠璃光寺五重塔、常栄寺雪舟庭、洞春寺、今八幡宮、龍福寺などの神社仏閣、山口市菜香亭、山口市歴史民俗資料館、山口県立山口博物館などの公共文化施設29カ所で、それぞれの「お宝」を見学することができる。
今回の同イベントでは、携帯電話で「お宝」の説明や観光ガイドを聞けるように、パンフレットと公式WEBサイトにQRコードが掲載されており、QRコードを読み取ると専用サイトから音声データをダウンロードすることができる。
今回のテーマは「愛、あったまる」。このテーマに合わせて「一の坂川に架かる『寿橋』の上で仲良く記念撮影」のほか、「安産をもたらす『八坂神社の盃状穴』に二人手を重ねる」「『サビエル記念聖堂』の鐘を聞きながら二人でお祈り」といった「愛スポット」も設けている。
山口市、山口市阿東、防府市、萩市、美祢市、津和野町の山口県央部広域6地域による「お宝」を共通テーマにしたイベント「おいでませ山口お宝めぐり」も同時開催される。
両イベントともに4月4日まで。