山陽小野田のブライダルプロデュース会社「シンデレラウエディング」(山陽小野田市栄町)が手掛ける「甲冑(かっちゅう)ウエディング」が現在、話題を集めている。
同社が提供する甲冑は、昨年の大河ドラマで話題になった直江兼続の甲冑。かぶとの上についた「愛」もさることながら、重量感のあるたたずまいが目を引く。おのだサンパーク店の店頭に飾られている「愛の甲冑」を目にして、同社に婚礼プロデュースを依頼するカップルも増えるなど、指名買いの状況が生まれつつあるという。
「新婦が『歴女』のカップルは、新婦の方がこの甲冑を着たがる」とほほ笑むのは、自らを「仕掛け人」と呼ぶ財満将広社長。全国的に和風のブライダルが見直されている中で早くから「和婚」に力を入れており、萩焼を洋風にアレンジした「HAGIYAKI」を結婚式の引き出物の記念品としてプロデュースするなど、異業種との積極的なコラボレーションを展開しながら日本の文化や伝統を取り入れたブライダルを提案している。
6月12日・13日には、おのだサンパーク出店1周年を記念したイベントを開く。12日には88人限定でダイヤモンドを無料配布するほか、13日にはおのだサンパーク店内の子ども服を扱うショップとコラボして「ちびっこファッションショー」などを開く。