金子みすゞの詩に曲をつけて歌う山口市在住のシンガーソングライター・ちひろさんと宇部市在住の声楽家・モチェオ久美さんが山口で新しい合唱団を結成した。
新しい合唱団は山口市を拠点とする子どもたちの合唱団で、ちひろさんが作曲した金子みすゞの歌を中心に童謡や唱歌を歌う。6月から活動を開始し、月に2回のペースで練習を行っていく。合唱団の名前はまだ決めておらず、合唱団員の子どもたちで名前を決める予定だという。
「歌の好きな子どもたちに、歌うことを楽しむ機会を増やしてあげたい。歌うことを通していろいろなことを学んでもらいたい」と話すモチェオさん。モチェオさんは、イタリア・シチリア島で行われる「アルカモ国際オペラコンクール」の審査員を務めるなど海外でも活躍している声楽家で、ちひろさんのボイストレーナーも努めている。
対象は小学校3年生~高校3年生。「どんな雰囲気なのか見学してから入団を決めてもらってもよいので、ぜひ見学に来てほしい」と参加を呼び掛けている。
初回の練習は6月2日、山口市男女共同参画センター(山口市中央2)で18時30分から練習を行う。見学無料。