宇部の銀天プラザ（宇部中央銀天街内）で6月14日深夜、サッカー・ワールドカップ「日本対カメルーン」のパブリックビューイングが行われた。

大型スクリーンに映し出された試合を見つめる観客

　23時のキックオフ前から会場には日本代表ユニフォームを着た人やチームカラーの青色Tシャツを着た人など100人以上が集まった。

　キックオフと同時に沸き起こる「ニッポンコール」。会場には大型スクリーンが設置され、日本選手が活躍するごとに大きな歓声が上がり、前半39分に本田圭佑選手のゴールが決まると会場は一挙にヒートアップ。抱き合って喜び合う姿が見られた。

　ハーフタイム過ぎから観客が増え始め、試合が終了する頃には200人以上が集まった。試合終了を告げるホイッスルが鳴ると、日本の勝利にひときわ大きな拍手と歓声が沸き起こった。

　市内から来た浜崎麻衣子さん（26）は「不屈のライオンといわれるカメルーンを相手に果敢に立ち向かったと思う。まさか勝てるとは！」と喜びの声を上げた。20人のグループで来たという上田恭平さん（21）、廣元和彦さん（21）は「本田選手の活躍にはシビれた。感動した」「次のオランダ戦も、もちろんここに観戦に来る」と話した。

　同イベントを主催した宇部未来会議の藤重さんは「前回のW杯よりもさらに多くの人に参加してもらいたい」と今後の盛り上がりに期待を寄せる。

　同イベントは、19日20時30分キックオフの日本対オランダ戦、24日27時30分キックオフの日本対デンマーク戦にも行う。PVは試合開始30分前から。参加無料。雨天決行。