宇部の魅力を再発見することを目的に実施する体験型観光イベント「うべ探検博覧会(うべ探)」が11月19日から、開催される。
「きっと、もっと好きになる」をキャッチフレーズに、「まち歩き&ふるさと体験」「グルメ」「リフレッシュ」「クラフト&アート」などの分野でイベントやツアー、講座など36プログラムを宇部市内各地で展開する。
同イベントのモデルは、観光客の減少に悩んだ大分県別府市の旅館業者らが2001年に始めた期間限定の体験型観光イベント「別府八湯温泉博覧会(オンパク)」。同市で誕生したこの地域活性化の取り組みは、ジャパン・オンパクの支援により日本の各地で行われており、宇部は国内10番目となる。
10月のプレ開催(モニターツアー)参加者からは「(街の魅力を)改めて知った」「知らないことが多かった」「面白かった」などの声が多く寄せられたという。同イベントを総括する山田節子さんは「準備期間が短い中で36のプログラムが集まった。プログラムを作る中で私たち運営側も再発見することが多く、『宇部も捨てたもんじゃない』と思っている。宇部のことをきっと、もっと好きになってもらえると思う」と参加を呼び掛けている。
各プログラムの内容はホームページで紹介しているほか、申し込みも行える。参加するには事前の予約が必要。12月11日まで。