ボジョレ・ヌーボーが解禁となった11月18日、宇部国際ホテル(宇部市島1)で「ボジョレ・ヌーボーを飲む会」が行われた。
10年以上前から毎年恒例で行われている同イベントには約50人が参加。今回参加者が味わったのはたる(28リットル)に入った「メゾン・ジョセフ・ドルーアン」ワイナリーの「ボジョレ・ヴィラージュ・ヌーボー」。
今年のワインについて、日本ソムリエ協会認定シニアワインアドバイザーで「酒のフロンティア」を展開するマルヤス専務の石野泰庸さんは「昨年はボジョレ・ヌーボーらしからぬしっかりとしたワインだったが、今年のは本来のボジョレらしく軽い味わい」と話す。参加した男性は「今年のボジョレは女性的で軽く、フルーティーな味わいでおいしい」と話していた。
会の終了前にはジャンケン大会が行われ、優勝者にはワインが残ったたるが贈られた。優勝した梶井英一さん(南浜町)は「すごく考えてジャンケンした(笑)。初めて参加したのにお土産まで頂いて光栄」と話した。
そのほか、チリ産やポルトガル産、フランス産のワインなど数種類が用意され、それぞれのワインを飲み比べるなど、参加者は思い思いにボジョレを楽しんだ。