「年末ジャンボ宝くじ（第596回全国自治宝くじ）」が11月24日、全国で一斉に発売され、宇部井筒屋となりの「宇部琴芝チャンスセンター」（宇部市常盤町1）に多くの人が宝くじを買いに足を運んでいる。

　昨年の年末ジャンボ宝くじで1等（2億円）2本と前後賞（5千万円）4本、総額6億円の当たりが出た同売り場は「奇跡の売り場」とも呼ばれ、人気売り場になっている。

　「昨年に比べて体感的には倍以上の売れ行き」と話す同売り場担当者。「大安吉日の日は『験担ぎ』で買いに来る人が多い。仕事の途中で通り掛かりに立ち寄る人が多く、土日よりも平日の方がよく売れている」とも。

　山陽小野田から宝くじを買いに来た親子は「今まで宝くじが当たったことはないが、昨年この売り場から1等が出ているので、他の売り場よりも当たりそうな気がする。ロト6でも1等が出ているし、運試しで買いに来た」と笑顔で話していた。

　今年の年末ジャンボの当せん額は、1等＝2億円、2等＝1億円で、1等の前後賞が各5千万円。当選本数は74ユニットの場合1等が74本、2等が370本で、計444人が1億円以上の当選金を獲得する「億万長者」となる見込み。

　「もし今年また高額当せんが出れば、本当に幸運なこと」と話す同担当者。果たして今年も「奇跡」は起きるのだろうか。

　価格は1枚300円で、12月24日まで販売（売り切れ次第終了）。抽せん日は12月31日。