
宇部経記者に同行し、取材と原稿執筆を体験する同プログラム。宇部経編集部(宇部市新天町1)に集合した3人の「記者の卵」は、取材時の心得などのレクチャーを受けた後、同じく「キッズうべたん2015」のプログラムとして実施された「貝殻で作る沖縄のシーサー作り体験」の現場に行き、初めての取材に挑戦した。
緊張した様子で向かった現場では、9人の参加者がにぎやかな雰囲気で貝殻を組み合わせたシーサー作りの真っ最中。同イベントを主催する貝殻専門店「貝殻問屋」(新町3)を展開するホームテリア(同)の古賀茂社長へあいさつし、早速取材を開始。
まずは同社が扱う貝殻のラインアップなどについて古賀社長から説明を受け、「なんで貝殻を売ろうと思ったのですか」「貝殻はどこの国のものですか」「今日はなんでこのイベントを開こうと思ったのですか」など、事前に用意しておいた質問のほか、その場でそれぞれが疑問に感じたことなど積極的に質問を投げかけ、貝殻の保管庫も取材・見学した。
次に、参加者の三宅野々香さん(恩田小6年)と石原智太郎さん(藤山小4年)にインタビュー。参加した理由や制作して楽しかったこと、難しかったことなどを質問。話を聞きながらメモを取ることに苦戦しながらも、真剣な表情でペンを走らせた。
最後は、現場の様子の写真撮影。宇部経記者が「参加者の手元や会場全体の様子など、いろいろな角度から撮影して」とだけ伝えると、会場内をそれぞれが動き回りながら夢中でシャッターを切った。取材後は宇部経編集部に戻り、約45分間で原稿を書き上げた。

初めての取材体験に挑んだ3人の記事を以下に掲載する。
8月6日、貝殻問屋社長の古賀茂さんがしゅさいしたうべたんけんプログラム「貝殻で作るおきなわのシーサー作り」があった。
藤井花帆(上宇部小4年)
「真剣で真面目な雰囲気かと思ってドキドキしていたが、楽しみながら取材できたのでとても楽しかった。今日の体験を忘れずにいたい。将来は記者になりたい!」
8月6日にホームテリヤ(宇部市新町3)の「貝殻問屋」の社長、古賀茂社長にインタビューした。
山本唯(原小4年)
「取材先で見せてもらったきれいな貝殻が印象的で、もっともっと取材したかった。人の話を詳しく聞くこともがんばってできた。初めてのことが経験できて楽しかった!」
貝殻問屋(宇部市新町3)で8月6日、「貝殻で作る沖縄のシーサー作り体験」が開催された。
原田茉優(厚南小5年)
「文章を書くときのコツや話の聞き方など難しさも感じた。将来は作家になりたいので、今日の経験を生かしていきたい。全部が初めての経験で楽しかった!」