住宅建設販売事業の原工務店(防府市桑山2、TEL 0835-38-0233)は12月2日、リフォーム事業部(山口市吉敷、TEL 083-925-0006)の1階を「自然やすらぎ館」としてリニューアルオープンした。
以前はショールームだけの機能しか持っていなかった同事業部の1階をイベントもできるスペースに改装した。改装面積は約15坪。無添加の木材を使った床と、壁一面の鏡が特徴の広々とした空間になっている。また、木のぬくもりを感じることができるよう、同ルームにはスリッパを用意していない。
ショールームには、同社が正規代理店となっている無添加住宅の体感ルームを新たに作った。化学物質に過敏な人が入っても全く反応しない完全無添加素材を使った空間となっており、天然素材の断熱材、壁材、床材のサンプルを展示している。無添加住宅の体感ルームは、県内では2カ所のみだという。
ショールームの一角には「もったいないコーナー」と名付けられたディスプレースペースも設けた。リフォームや解体で要らなくなった食器類や家具を展示し、来場者は気に入ったものがあれば、自由に持って帰ることができる。
そのほか、ペン習字やハワイアンフラの教室にも利用されていて、カルチャー教室としての機能も果たしている。今後は、無添加仕様のシステムキッチンを使った料理教室や誰でも使えるギャラリーとしての利用も計画しているという。
同事業部責任者の周田部長は「ショールームの利用ではなく、もったいないコーナーやカルチャー教室など、どなたでも気軽に来場してもらえる空間を造っていきたい」と話している。営業時間は10時~17時。年末年始定休。
原工務店(©マルニ)