宇部市花火大会が行われる7月23日、宇部・新天町のヒストリア宇部(宇部市新天町1)で「浴衣チャリティー着付け」が行われる。主催は「きもの着方教室ゆらり」。
今年6月に発足した同会。代表の深井登美子さんが「東日本大震災の復興に役立つことがしたい」という思いから今回のチャリティーを決定。1人1口500円の募金で着付けを受け付け、募金は被災地への義援金として日本赤十字社を通して全額寄付する。
着物の着付け講師として宇部・山陽小野田を中心に活動する深井さん。帯を使い「ひまわり」や複雑なアレンジ、花魁(おいらん)風の着こなしからシックな着こなしまで手掛ける。昨今の浴衣の流行について「柔らかくふわふわして見えるへこ帯と半巾(はんはば)帯を一緒に結ぶアレンジがはやっている」と話す。
「ボランティアで来てくれるスタッフや、いろいろな人の協力を得てできることになった。東北には着物の織元もあるので、一日も早く復興するようお役に立てれば」と深井さん。「男性も女性も、浴衣を着て浴衣おしゃれを楽しんでもらいたい」とも。
開催時間は13時~20時。事前の予約が必要。持参するものなどは同会ブログで確認できる。問い合わせは深井さん(TEL 090-5700-5054)まで。