宇部商工会議所(宇部市松山町1)で7月25日、宇部産の食材を生かした弁当「山口宇部弁当」の完成披露撮影会が行われた。
「山口宇部弁当」として販売する12社が考案した18種類の弁当
同弁当は宇部産の食材を生かした弁当で地産地消を図ろうと同会議所青年部が企画。宇部市内の食品業者など12社が考案した18種類の弁当を「山口宇部弁当」と総称して販売する。
撮影会では、各業者がおのおの開発した弁当への思いや使用した地元食材などについてプレゼンテーションを行い、終了後は互いの弁当を試食した。
レストラン&カフェ「BRILLIANT(ブリリアント)」(宇部市寿町2)は、宇部産のレンチョウ、イカ、ブトエビ、阿知須くりまさるを使い、14品を詰めた洋風弁当「JEWEL BOX(ジュエル・ボックス)」を出品。同店代表の河村洋子さんは「この弁当の開発には1カ月ほどかかった。『弁当=和風』というイメージを抱きがちだが、ターゲットを若年層の女性に絞り弁当全体をかわいらしい色合いに仕上げた。デザートにはガトーショコラを付け、女の子が食べてうれしい中身にしている」と話す。
同青年部宇部商人委員会の月本信勝委員長は「多くの企業に参加していただき素晴らしい『山口宇部弁当』が完成した。宇部産の食材をふんだんに使った弁当を食べてもらい宇部に愛着を持ってもらいたい。いずれは宇部市外に向けてもこの弁当を発信していきたい」と話す。
9月中旬に弁当一覧マップを作成し、一斉発売する予定。