「第24回UBEビエンナーレ」(現代日本彫刻展)が9月24日、ときわミュージアム(宇部ときわ公園内)で始まった。
今回で50周年を迎える同イベント。「ビエンナーレ」は「2年に1度開かれる美術展覧会」の総称で、1961(昭和36)年から隔年で開かれているUBEビエンナーレは、現在開催され続けているビエンナーレの中では世界3番目の歴史を誇るという。
昨年秋に行われた模型審査には世界39カ国から363点の応募があり40点が入選。そのうちの実物制作に進んだ20点を野外彫刻展示場に展示。入選した残り20点の模型作品は、同ミュージアム第2企画展示室に展示している。
今月23日に行われた選考委員らによる審査で入賞8作品が決まり、大賞にはルーマニアの作家、ジョージ・ダン・イストラーテさん(36)の作品「UNITY OF OPPOSITES(ユニティ・オブ・オポジッツ)」が選ばれた。
大賞作品と、「宇部興産株式会社賞」に選ばれた広島県の作家、中出武彦さんの作品「深夜バス」は同展終了後、同市内に設置される予定。
入場無料。11月13日まで。