宇部観光コンベンション協会は10月1日、菓子の詰め合わせ「産業観光お土産便OKINA(オキナ)」の販売を始めた。発売元は「やなぎだ」(宇部市西梶返3)。
宇部市内の菓子店のスイーツ詰め合わせ「彫刻の街 宇部厳選銘菓modern」
今年5月から開催している「産業観光バスツアー」催行を記念して販売する同商品は、同ツアーで観光する宇部・山陽小野田・美祢の各市発展の礎を築いた先人をモチーフに「翁=OKINA」と名付け、地場産業である石炭、石灰岩、セメントなどをイメージした地元の菓子を詰め合わせた。
詰め合わせたのは、「貴」(パティスリーケンジ)、「せめんだる」(つねまつ菓子舗)、「桃色レンガのこまち」(創作洋菓子のロイヤル)、「赤間硯」(いのくま)、「宇いち饅頭」(斉藤製菓)の5種類。山口宇部空港のほか同ツアー参加者に向けて販売する。価格は1,000円。
同協会ではUBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)50周年と宇部市制施行90周年を記念した菓子の詰め合わせ「彫刻の街 宇部厳選銘菓modern(モダン)」の販売も9月24日から開始。
同商品には「ラ・ビエンナーレ」(創作洋菓子のロイヤル)、「ブルーベリーケーキ」(パティスリーケンジ)、「麦こがし」(風月堂)、「うべ物語」(お菓子のピエロ)、「和サブレ」(デザートショップ虎月堂)を詰め合わせ、ときわミュージアムのほか、山口宇部空港、宇部井筒屋、JR新山口駅で限定1000個を販売する。価格は1,000円。
宇部観光コンベンション協会事務局の吉原千穂さんは「どちらも宇部地域のおいしさが詰まったスイーツのセット。山口国体でお越しになる県外の方にもぜひご利用頂き、当地域の歴史や魅力などを知ってもらえれば」と話す。