宇部・中央エリアで6月17日、飲食店をはしごして食べ飲み歩くイベント「バルフェスタ宇部」が始まった。
JR宇部新川駅周辺を中心に「宇部の夜の繁華街を盛り上げたい」と昨年11月に行った同イベントの2回目として開催。5枚つづりの共通チケットを購入し、参加する居酒屋やバーなど37店で1ドリンクと各店「おすすめの逸品」の提供がチケット1枚と引き換えに受けられる。
期間中の18日~21日はイベント会場の「第一ビル」外にブースを設け、日替わりで「キリン」「アサヒ」などのメーカー協賛のアルコール飲料を1杯無料で提供する。そのほか、初の試みとしてチケット1枚で初乗り料金分のタクシーチケットとしての利用も可能(宇部構内タクシーに限る)。
夫婦で参加したという女性は「イベントがなければ平日に飲みに出ていない。お試し感覚で好きな店に行けることが魅力」と笑顔を見せる。2度目の参加だという男性は「1日で5軒をはしごする予定。参加者同士で隔たりなく会話することができる」と話す。「イベントがないと集客も難しい」という店側からは「お客さまと気軽にコミュニケーションが取れるいい機会」との声も。
「チケットの売れ行きは前回の倍」と同実行委員長の篠澤朝孝さん。「2度目ということもあり、知名度も上がって来たと実感する。街をにぎやかにしたいという気持ちは変わらないので、これかも定期的に開催し、ゆっくりとイベントを育てていきたい」と話す。
開催時間は各店により異なる。参加費は3,500円。チケットは、篠澤酒舗(西中町8)とイベント会場で販売している。参加店はホームページで確認できる。今月21日まで。