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若者サークル「宇部未来会議」が総会-彫刻活用など新プロジェクト発表も

総会はユーストリームで配信された

総会はユーストリームで配信された

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 宇部の活性化を目指す若者サークル「宇部未来会議」が6月23日、宇部興産ビル(宇部市相生町8)で総会を開いた。

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 「宇部市をもっと楽しく魅力的な街へ」をモットーに1997年9月に発足し、「街を元気にしたい」などと賛同する気持ちを持った若者が参加する同会。

 現在は20代を中心とする約30人のメンバーが在籍し、宇部祭り前夜祭のクラブイベントを主催するほか、クリスマスイルミネーションの設置、中心市街地からバスでの帰宅を推進する「居酒屋バス計画」などを展開している。

 総会には、西山一夫宇部市副市長や宇部ロータリークラブ・金子正己会長、市議会議員など9人がゲストとして参加し、1年間で実施した5つの事業活動・決算報告、今後の活動計画を発表。

 今後新たに、市民の興味・関心を高めることを目的とした「彫刻活用プロジェクト」のほか、「企業誘致プロジェクト」「若者向け宇部近辺の情報サイト開設」などを行うことも発表した。

 「同会の魅力は若者の柔軟な発想力」と藤重雅明会長。昨年からの1年間を「新しいことに積極的に挑戦し、ステップアップすることができた。街づくりに関わるさまざまな方の協力に感謝させられることが多かった」と振り返り、「イベントの企画を増やすには限界があると感じた」とも。

 今後については「本気で宇部を変えていこうと思ったときに、イベント系の活動に加え、『仕組み作り』をしていかなければいけない。活動内容が増えてきたからこそ、自分たちも楽しみながら街づくりに関わっていくというスタンスを大切にしていきたい」と意気込みを語る。「若者目線で街づくりに関わるアイデアを多方面に提案していければ」と話す。

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