山陽小野田の神社が5メートルの巨大「熊手」-「あらゆる福」祈念

スタンバイ中の巨大熊手の高さは約5メートル

スタンバイ中の巨大熊手の高さは約5メートル

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 山陽小野田の神社「吉部田(きべた)八幡宮」(山陽小野田市郡、TEL 0836-74-8990)が高さ約5メートルの巨大な「熊手(くまで)」を作製した。

巨大熊手を見上げる

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 熊手は、福をかき集める意味を持つ縁起物。2010年から毎年設置している8メートルの「破魔矢(はまや)」に続く巨大縁起物シリーズの第2弾となる同熊手は、高さ4.7メートル、幅3.4メートル。同神社の白石高司宮司と岡本幸禰宜(ねぎ)の拝命10周年を記念して11月中旬から約2週かけて作製した。

 同神社内から切り出した竹や発砲スチロール、厚紙などを使い、中心部には、恵比寿と大黒天の2福神を配置。その横には「開運招福」「大漁満足」「家内安全」などの札を貼り、最上部には「千億萬両大判」と書かれた大判小判を取り付け「あらゆる一通りの福」を祈念する。

 白石宮司は「縁起物の代表的なものの一つとして熊手に着目した。大きな福をかき集めて幸せな一年になるようにと思いを込めた」と話す。「遊び心も交えながら手作りした。見た人が笑顔になってもらえれば」とも。

 現在は同神社の境内横に置かれているが、今月15日ごろ本殿前の楼門に設置される予定。

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