県内有数の桜の名所・宇部ときわ公園（宇部市則貞3）の桜の開花が始まっている。現在、2分咲きほど。

今にも開花しそう

　全国的に桜の開花が早まった今年、同園では昨年よりも14日早い今月18日に今年初めての開花を確認。「標準木」としているソメイヨシノも今月25日に開花した。

　「遊園地側と公園東口・湖水ホールそばの桜山では、開花に1週間程度の差がある」と市公園整備局次長の能美朗さん。遊園地側は次々と咲いてきているが、桜山ではまだつぼみが膨らんだ状態で景色がピンク色に染まっている。

　ソメイヨシノや大島桜、ヤエザクラなど約3500本の桜が植樹されている同園。「日本さくら名所100選」として、県内では岩国の錦帯橋・吉香公園と共に選定されている。

　「今年は3月30日から4月第1週ごろ満開になるのではないかと予測している。当園は場所を変えながら長く桜を楽しむことができるのでぜひご来園いただければ」と能美さん。

　4月14日までは「さくらWEEK」として桜山と東駐車場付近の桜のライトアップも実施。点灯時間は18時30分～22時。

　同園では現在、「春のキャンペーン」として毎週末を中心にイベントを展開。今月31日にはフラワーオークションや花の販売などを行う「フラワーフェスタ」を実施するほか、4月7日には目玉イベントの「さくらまつり」を開催。「ドラえもん」のステージイベントなどのほか、地産地消の屋台ブースなどを開く。詳細は同園ホームページで確認できる。