山口・湯田温泉のPRキャラクター・ゆう子とゆう太が、それぞれにテレビで全国CMデビューし、話題になっている。

小林星蘭さんと「エネチャージ」を表現

　ゆう子が出演しているのは、4月11日にオンエアが始まった自動車メーカー・スズキ「新型アルトエコ」の「ご当地キャラ編」。同車と香里奈さんや西田敏行さんらと全国のゆるキャラで行進するシーンのほか、小林星蘭さんとツーショットで同社の技術「エネチャージ」を表現するシーンをメーンに、出演を果たした。

　一方のゆう太は、2月5日から放送されているアサヒ飲料「十六茶」のCMに登場。全国から選ばれた53体のゆるキャラと共に、新垣結衣さんと共演。全国版のほか、中国地方で放送されるエリア版では、ほか4県のキャラと新垣さんと出演している。

　「県PRキャラの『ちょるる』に負けず劣らず、山口県の顔になれるように草の根運動のごとく、地道な活動を続けている。声を掛けてもらえればどこへでも出動する」と話す湯田温泉旅館組合の瀧下尚子さん。

　昨秋に鳥取で行われた「ゆるキャラ®カップ」直後から、イベントへの出演依頼が県内外から届いているほか、アパレル店の一日店長などのオファーもあり「ゆう子とゆう太に追い風が吹いている」（滝下さん）。

　山口宇部経済新聞の取材に対し、ゆう子は「これからももっとゆう子のことを好きになってくれる人が増えたらいいな。たくさんの人と仲良くなれるように頑張るから、ゆう太とゆう子のことをよろしくね」とコメントした。