宇部ときわ公園(宇部市野中3、TEL 0836-54-0551)のハナショウブが現在、見頃を迎えている。
同園内の「菖蒲園」には約150種類、8万本のハナショウブが植えられており、今年は例年通り5月下旬から開花が始まった。紫や白、ピンクなど色鮮やかに花をつけ、散歩やジョギングをする市民や写真愛好家たちの目を楽しませている。
今月4日には、同園活性化推進室が咲き具合を5分咲きと発表。満開は12日から15日にかけての見込みで、6月いっぱいは楽しめるという。
同園活性化推進室の又野裕司さんは「場所によって咲き具合に多少の違いは見受けられるが、市民の方からの問い合わせも連日あり、楽しみにされている方が多いようだ」と話す。
「ハナショウブもさることながら、菖蒲園にはスイレンも咲いており、周辺にはアジサイなどの初夏の花も見ることができる。初夏の花が一堂に鑑賞できるスポットも県内有数だと思うので、ぜひ来園いただければ」とも。
今月9日には「しょうぶまつり」を開催。ハナショウブを眺めることができる位置にお茶席(1席300円)を設けるほか、ハナショウブの苗の販売や栽培方法についての相談ブースも用意。地元特産品や飲食物を提供する「屋台村」やときわミュージアム周辺ではフリーマーケットなどを行う。
同園では、今月23日まで「ときわ公園初夏のキャンペーン」を実施。16日にはイベント「秋吉台サファリランドからふれあい動物がやってくる」を行うほか、毎週末イベントを開催する。
詳細は同園ホームページで確認できる。