宇部のSC・フジグラン宇部(宇部市明神町)で6月13日、物産展「やまぐち地産・地消フェア」が始まった。主催は山口県物産協会。
県産品の魅力のPRや地産地消の推進などを目的に開く同フェア。県内各地から約50業者が出店し、スイーツや水産加工品、加工肉食品や民芸品などを販売する。
今回のテーマは「スイーツと体験型イベント」。「山口・宇部スイーツフェスタ」として宇部・山陽小野田、山口・萩の洋菓子店が一堂に会すほか、同フェスタ周辺のブースではクレープの実演販売なども行う。
体験型イベントは、15日・16日に湯田温泉や俵山温泉の足湯が登場するほか、「ひらめ釣り堀」「岩国すしをつくろう」「手作りちくわを作ろう」などを実施する。
初日に行われた開会式では、フジ取締役店舗運営事業部長の桑原博さんが「初めは小規模だったこの物産展も多くの方の協力を得て10回目になった。昨年の3月には当社が山口県と地域活性化包括連携協定も締結した。ますます市民や県民の方々の生活の糧になれるようにしていきたい」とあいさつした。
久保田后子宇部市長も来場し「まずは地元で地元産のものを食してファンを増やしていき、それが産業の振興にもつながる。今回は『うべ元気ブランド』の商品もPRするので県産の食材と一緒においしさを感じてもらえれば」と地産地消の推進を呼び掛け、5メートルのロールケーキで「テープカット」をした。
開催時間は9時~19時(最終日は18時まで)。今月16日まで。