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宇部・中央ビル屋上で「ビアガーデン」-すし店が4年ぶりに運営

ビアガーデンを楽しむ利用客

ビアガーデンを楽しむ利用客

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 宇部の繁華街にある中央ビル(宇部市中央町1)の屋上で5月31日、ビアガーデンの営業が始まった。

「焼き鳥はセルフサービスです!」

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 今年の運営は、2009年までの5年間同所でビアガーデンを運営してきた「鳴門寿司」(宇部市中央町1)。昨年まで運営していた居酒屋が今年の運営を辞退したことから、ビル管理会社から打診を受け、約20日間の準備期間でオープンにこぎ着けた。

 JR宇部新川駅からほど近い同ビル。宇部湾岸道路や宇部興産の工場群などを望むロケーションに、テーブル約50卓、約120席を設ける。

 メニューは、すしや瓦そば、空揚げや肉じゃが、おでんなどのほか、セルフサービスで炭火焼きする焼き鳥など約20種類を用意。ドリンク類は、ビールや焼酎、カクテルやソフトドリンクなど約30種類をそろえる。

 オープンから2週間が経過した。これまでの様子について、鳴門寿司店主の浦松美由紀さんは「初日は120人の利用があり盛況だった。週末は100人前後と今のところ好調」と話す。「この時期に市内でビアガーデン営業をしているのは当店だけでは。運営は4年ぶりだが、この街からビアガーデンを失くしてはいけないと思った」とも。

 「7月27日の宇部花火大会と土用の丑(うし)の日には、イベントとしてサザエやウナギなども提供していきたい。今年は合計で93日間営業日数がある。7月からお盆までの1カ月半が勝負。手作りのおふくろの味を楽しんでもらえれば」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は17時~22時。料金は、男性=2,900円、女性=2,700円、小・中学生=1,500円。予約のない雨天日は中止。予約・問い合わせは同ビアガーデン(TEL 0836-35-4877)まで。8月31日まで。

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