中東から帰国した男性が宇部・西中町に学習塾「みらい学習スクール」(宇部市西中町6、TEL 090-6141-7007)を開いて約1カ月が過ぎた。
「分かる」ではなく「できる」ようになるための指導を行うという
7月20日にオープンした同塾は、千葉県柏市出身の宮嶋香和(たかお)さんが前職の赴任地だった中東・ドバイから昨年帰国して開塾。これまでの家庭教師や塾講師、大手医用機器メーカーでのIR・営業などの経験から「自身が持つ目標達成能力や学習ノウハウを生かし、教育を通じて幸せな人生作りのサポートをしたい」との思いで開いた。
受講対象は、小学生から高校生(大学受験対策を除く)までで、科目は英語・数学・理科・社会・国語の主要5科目。特に英語と数学に力を入れるという。定員は1クラス10人。中学生をボリュームゾーンに据え、受講人数が少ない学年はマンツーマンで授業を行う。月謝は1科目1万2,000円~。授業時間は生徒に合わせて決める。
「大学受験時や営業マン時代など、これまで自分で定めた目標は、ノウハウやプラスになる心のあり方、内に持つ情熱で大部分を達成してきた」と宮嶋さん。「目標達成のために必要なのは自信」とし、「自信を付けるために生徒それぞれの学習レベルや目標設定に合わせてPDCA(プラン・ドゥ・チェック・アクト)のサイクルを重視して指導していく」という。
「やればできる、夢はかなうということや、その情熱を子どもたちに伝えていきたい。生徒自身が答えを導けるようにする方法で一緒に考えたい。自己実現力を養う指導もテーマの一つにしていく」と意気込みを見せる宮嶋さん。「私自身、夢を追いかけている最中でもあるので、その姿も子どもたちに見て何かを感じ取ってもらえれば」と笑顔で話す。