「大人の社会派ツアー」で美祢の刑務所見学-受刑者の昼食実食、興産道路走行も

参加者は実際に受刑者が生活する個室もガラス越しに見学した

参加者は実際に受刑者が生活する個室もガラス越しに見学した

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 宇部・美祢・山陽小野田の産業スポットを観光する「大人の社会派ツアー」の人気コース「旧無煙炭採掘施設と国内初の官民共同運営の刑務所」が9月27日、開催された。

受刑者と同じ昼食を実食

 かつて無煙炭で栄えた美祢の歴史を知ることをテーマに、美祢市歴史民俗資料館や宇部サンド工業、国内初の官民共同運営の刑務所「美祢社会復帰促進センター」などを見学するほか、宇部興産専用道路も通る同コースには、宇部市や山陽小野田市、周南市などから23人が参加した。

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 美祢社会復帰促進センターでは、同施設には初犯者が入所することや官民共同の管理体制、地域との共生を目指した取り組みなどの説明を受けた後、受刑者の同日の昼食メニューと同じ「美祢定食」を実食。管理棟や職業訓練棟で作業を行う受刑者の様子や入所者の個室のある収容棟を見学した。

 周南市から参加したという女性は「宇部興産専用道路と同刑務所を見学したくて参加した。施設内の個室は思っていたより明るく設備も整っていて、これまでのイメージが覆った」と話す。宇部から参加した70代の女性は「食事も麦ごはんだったり、施設に入っている方が訓練で竹箸を作っていることを初めて知ったり、印象的なことばかりだった。終始興味津々だった」と目を丸くする。

 美祢市観光協会の藤村龍夫さんは「当コースはとても人気で、10月25日にも予定しているが、すでに満席。普段入ることのできない同施設の見学を目的に参加する方も多いようだ。美祢の繁栄の歴史を知っていただけたのでは」と話す。

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