山口街中商店街に3月14日、交流拠点「Y-lab(ワイ ラボ)」(山口市道場門前1、TEL 083-941-5332)がオープンした。
昨年、ライブストリーミングスタジオとして使われていた空き店舗を利用した同施設。コワーキングスペースやIT技術者の育成、イベントなどでの貸しスペース、IT開発センターなどの要素を備え持つフリースペースとして、IT事業などを手がける「アルボス」(宇部市東梶返)が開いた。
コンセプトは「コミュニティーデザイン」「コワーキング」「ソーシャル」「クロスメディア」。施設面積は約200坪。1階には15席のコワーキングスペースとDJブースを設けた貸しスペースを用意。2階はスクリーンを設けてセミナーや上映会などに利用可能な貸しスペースにし、3階ではアプリやソフトの開発を行う。
「多様な側面を持つが、人と人、人や地域をつなげていくことがモットー。コワーキングスペースは、事務所を持たない人や人脈が欲しい人、新しく事業をしたい人の準備場所として利用してもらえれば。一般に向けたITの勉強会や講座も開き、サポートをしながら戦力になるIT技術者を生み出したい」と同社ITソリューション事業部長の森下真嗣さん。
「さまざまなジャンルの人が集まることで、学生からシニア層まで、ここに来れば足りないピースが見つかるような場にしていきたい。IT関連の情報発信拠点にしていければ」とも。
利用料金はコワーキングスペース=1万5,000円(月額、個人会員)、スポット利用は2時間1,000円(ワンドリンク付き)。レンタルスペース=5,000円(1時間)。
営業時間は10時~20時。