宇部・中央に4月30日、中華料理店「餃子・中華酒場 虎の子」(宇部市中央町3、TEL 0836-39-8899)がオープンした。
古民家を改装してオープンした同店。宇部出身で、東京や広島の中華料理店などで約15年間修行を積んだ児島寛康さんがUターンし、独立して開いた。席数はカウンター6席、テーブル席44席。
提供するのは中国・四川風の中華料理。唐辛子やさんしょうなどの香辛料の香りを全面に「酒に合う中華料理」をコンセプトにする。「肩肘を張らずに、大衆食堂のような雰囲気で気軽に来店いただけるように心掛けた」。
看板メニューは、手ごねで皮から手作りして県産の鹿野高原豚や白菜などを入れた「焼きギョーザ」(380円)。「虎の子水ギョーザ」(420円)も用意するほか、2種類のトウバンジャンと自家製のさんしょう油を入れて作る「四川麻婆豆腐」(480円)や「やみつき担々麺」(690円)、「エビのチリソース」(880円)、「四川の唐辛子チキン」(680円)など約50種類を用意する。
アルコール類は、ビールや日本酒(以上500円~)、カクテル(490円)などのほか、中国酒の紹興酒(500円)や青島黒ビール(600円)、あんず酒(480円)など約35種類をそろえる(価格は全て税別)。メーンターゲットは30~40代の男性ビジネスマン。客単価は2,500円前後。
「虎が中国で四神であることや子どもを大事にする動物であることから、私が大事にしているものをより大事にし、とっておきの店にしてもらいたいという思いを店名に込めた。宇部で中華といえば当店と言っていただけるように頑張りたい」と意気込む。
営業時間は17時~翌3時。日曜定休。