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宇部・中央の和食居酒屋「大重」が1周年-「季節の料理」で女子会利用も

「わがままを言ってもらえるような店にしていきたい」と大重さん(右)

「わがままを言ってもらえるような店にしていきたい」と大重さん(右)

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 宇部・中央の和食居酒屋「和ごころ 大重」(宇部市中央町1、TEL 0836-43-9511)が4月2日、オープンから1周年を迎えた。

宇部・中央の路地に位置する

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 地元の山陽小野田・厚狭や東京で経験を積んだ店主の大重幸さんが夢をかなえて昨年出店した同店。約27坪の店内は「落ち着いた空間」を演出し、カウンター6席、テーブル席20席を備える。

 食材の旬に応じて季節感を出した料理を主に提供する同店。オープンからこれまでの様子について、大重さんは「本当にあっという間の1年だった。当初は40代からの客層を想定していたが、それに加えて20代や女性グループの女子会利用も多く、紹介が紹介を呼び知ってもらえるようになってきた。顔なじみも増え、今では約半数がリピーターのお客さま」と話す。

 人気メニューは「銀ダラの西京焼き」(1,500円)、「海老真丈はさみ揚げ」(900円)や「合鴨の百合根万頭(まんじゅう)」(800円)。4月から「和風ロールキャベツ」(700円)や「和牛モツ煮」「豚シャブサラダ シソ風味」(以上900円)など6種類を新たにメニューに加えた。毎日変更する「本日のおすすめ」では今後、旬を迎えるタケノコやアサリ、イサキなどを使った料理を用意する。

 アルコール類は、日本酒と焼酎を中心に、ビール(550円)やカクテル(500円)など約60種類をそろえる。客単価は5,000円。

 「オープンから半年は、好きなことを仕事にするのは厳しいと何度も痛感した。昨年の忘年会シーズンを境に流れが変わり、最近では余裕を持って楽しく営業できている」と笑顔を見せる。「お客さまとコミュニケーションを取るために、店を出られるときには私がお送りするように心掛けているが、食べたいもののリクエストやわがままを言ってもらえるような関係を築きたい。『ワンランク上』の食材を使った料理で満足いただくためにも、これからも気を引き締めて頑張っていきたい」とも。

 営業時間は17時~24時。日曜定休。

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