![「さっぱりとした味わいになるライムとミントが好評」とスタッフ](https://images.keizai.biz/yamaguchi_keizai/headline/1403663107_photo.jpg)
宇部・南浜のカレー店「Key Spice(キースパイス)」(宇部市南浜町1、TEL 0836-35-8866)が6月1日、新メニュー「ジビエカレー」の提供を始めた。
同メニューは、山口県産のイノシシ肉を使った地産地消メニュー。農作物の被害防止のために捕獲したイノシシやシカを解体・供給する「みのりの丘ジビエセンター」(下関市豊田町)の存在を知った同店店主の本間真生さんが、「パンチのきいたメニューを提供しよう」と開発した。
ジビエ(野生鳥獣の肉)を使ったメニュー開発に初めて取り組んだ本間さん。「歯応えと野生の力強さのある肉に負けないようにスパイスをきかせたカレーに仕上げた。好みが分かれると思うのであえて万人受けは狙わず、当店のスパイスのきいたカレーに慣れている常連の方を中心におすすめしている」と話す。
鉄の器にサフランライスを乗せ、柔らかく煮込んだイノシシ肉に約15種類のスパイスを合わせて新たに開発したカレーをかけ、アクセントにミントとライムを添える。イノシシ肉は臭みがなく独特の味わいを楽しめるという。価格は1,200円。
「もともと個人的にはイノシシ肉やシカ肉などをシーズンに食べていたので、ジビエにはなじみがあった。今後はジビエを使ったウインナーや竜田揚げなどカレー以外のメニューも考えていきたい」とも。
営業時間は11時~15時、17時30分~22時。火曜定休。