宇部・中央に9月3日、焼き鳥店「焼鳥 一力(いちりき)」(宇部市中央町1、TEL 0836-34-3201)がオープンした。
店舗面積は約10坪。カウンター4席、テーブル8席のほか、6席の個室も設ける。同店を開いたのは、福岡・天神の焼き鳥店での修業から戻った美祢出身の秋山尚登さん。今夏には同店が入る「中央ビル」屋上のビアガーデンを運営し、焼き鳥も提供した。
山口県産・長州鶏を使った焼き鳥は、「備長炭を使って、表面はカリッと中はジューシーに焼き上げる」と秋山さん。「ぼんじり」(120円)、「皮」(130円)、「ねぎま」「砂ずり」「きも」(以上150円)などを提供する。
そのほか、豚バラで野菜を巻く「レタス巻」や「半熟卵ベーコンエッグ巻」、バジルソースをかける「トマトチーズ」(以上200円)などの「野菜串」や、煮込んだ豚軟骨を焼く「なんこつとろとろ」(180円)、「佐賀牛サガリ」(500円)などの串メニューを用意。「刺し盛り」(2人分1,280円)や「手羽ギョーザ」(450円)、「あら炊き」(600円)など一品料理もそろえる。
アルコールは、ビール(500円)、焼酎(350円~)、サワー(400円)、ワイン(ボトル2,000円~)など約50種類をそろえる。客単価は3,000円程度を見込む。
秋山さんは「地元・山口での焼き鳥の出店を目標に行った福岡では、炭の扱い方や焼き方などを数年にわたって勉強してきた。鶏肉の余分な油分や血合いを取り除くなど、食材には常に丁寧に向き合い、自分が自信を持っておいしいと思うものを提供していきたい」と話す。
「ビアガーデンで提供した焼き鳥はお客さまに好評で、楽しんでいただけたようなので一安心した。女性の方にも気軽に寄ってもらいたい。気の利いた接客ができるようにして、楽しく居心地が良いと思っていただける場所にしていきたい」とも。
営業時間は17時~翌3時。