宇部・新天町の画廊「ART BOX CAN」(宇部市新天町1、TEL 0836-21-0085)で現在、「干支(えと)展」が開かれている。
毎年、年末にかけて開く恒例の同展。来年の干支「未(ひつじ)」をモチーフにした張り子を中心に、置物やタペストリー、カレンダーなど約100点を展示即売する。価格帯は500円~1万円。
土鈴やガラス、木工のほか、マユやちりめんなど多彩な素材で作られた「羊」にはさまざまな表情が描かれており、作品は岩手や福島、宮城、東京や京都、佐賀など全国各地から届いた。
今年は10月中旬ごろから店頭に大きく「ひつじ」と看板を掲げ、11月初旬にピークを迎えた。今月下旬には各地の作家が一点一点手作りする作品が並び始める。
「毎年、手軽にかわいく飾れる小さなサイズのものをそろえている。来年は未なので、とてもかわいらしく優しい表情のものが多くそろった」と店主の福永繁さん。「新しい作品がこれからも入ってくる。正月を迎える準備の一つとして見てもらえれば」と話す。
営業時間は10時~18時。水曜定休。12月29日まで。