宇部で「ビジネス交配会」-宇部エリア初開催、異業種19人が参加

「宇部ビジネス交配会」の様子

「宇部ビジネス交配会」の様子

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 異業種コラボレーションを目的にしたビジネスマッチングセミナー「宇部ビジネス交配会」が2月20日、宇部市シルバーふれあいセンター(宇部市琴芝2)で開催された。

「リアルいいね!」を行う参加者

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 山口宇部経済新聞(以下、宇部経)が「宇部経文化センター」第1弾のイベントとして主催した同セミナー。「ビジネス交配会」を県内外で展開する山口市のコンサルタント・中村伸一さん(やまぐち総合研究所)を講師に招き、宇部・山陽小野田エリアで初めて開催した。

 当日は、宇部や山陽小野田から19人が参加。セミナーでは、異業種コラボの方法やポイントなどをテーマに、自分の持つ強みを書きだす「経営資源棚卸」を行ったほか、「コラボレーションを誘発する交流会」として自由に意見交換するなど、約3時間にわたって行われた。

 「コラボの極意は偶然の出会いを大切にすること」と中村さん。「今日の参加者は、物ではなく形のないサービスを商品にしている方が多かったので、物の掛け合わせで生まれた事例ではなく、コラボイベントなどを紹介した。参加者同士がお互いに何をしているのかを知るために、コミュニケーションを取る時間に重点を置いた」と話す。

 参加したカラーセラピーを行う篠原奈緒美さんは「これまでもコラボは積極的にしてきたが、コラボについて再確認したくて参加した。異業種でのコラボは可能性が広がるし、とても面白い。飲食店の方と共通項があったことなど、意外性もあった」と話す。

 整理整頓アドバイザーの中村美夕紀さんは、「グループになった4人でコラボイベントの可能性が見つかった。来週早速打ち合わせを行うことになった」と笑顔を見せる。「チャンスを広げるヒントがつかめた。コラボすることで他社と強みを出し合いたい」とも。

 パーソナルトレーナーの平本貴法さんは「凝り固まった頭がほぐされて『コラボ脳』が目覚めた感覚がある。自分自身の幅を広げるためのとても良いきっかけになった」と話す。広告業の男性は「特に印象に残ったのは、コラボをすると公共性がでてくるということ。他社とコラボすることでそれだけで認知度が上がると深く知ることができた」と話す。

 宇部経の田辺久豊編集長は「自分自身の強みを再確認できる良い機会になったのではないかと思う。とても活気のあるセミナーになって良かった。宇部経文化センターとして今後も定期的にさまざまなイベントを展開してきたい」と話す。

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