山口・米屋町のセレクトショップ「カプリチオ」(山口市米屋町、TEL 083-928-2206)は10月4日より、10周年を記念したアイテムの展示即売する「10th アニバーサリー企画展」を開催している。
同企画では、店名の「カプリチオ」から連想するアイテムの制作をウエア、アクセサリー、雑貨、オブジェなどを手がけるさまざまなアーティストに依頼。同店にゆかりのあるウエア(7)、アクセサリー(6)、雑貨(4)、イラスト・フォト・オブジェ(12)が出品し、展示即売している。
「カプリチオ」という言葉の響きや、「カプリチオ」が持つ「奇想曲」「狂想曲」「きまぐれな」などの意味、オーナーの伊藤由美子さん自身などをテーマに依頼したという作品は、10個のバラをイメージした切り絵、10個のガーネットを埋め込んだざくろのシルバーアクセサリー、伊藤さんの10年間の顔を表現したというフェルトのドクロ、10という数字が入ったモヘアのノースリーブなど。
同店は、デザイナーやクリエーターなどから直接仕入れたウエア、アクセサリー、雑貨を取り扱い、それぞれの作り手についてを伊藤さんなりに伝えながら販売している。伊藤さんは「10年経って、自分の中でようやく土台ができたのではと感じたことから、区切りの意味で、今回のアニバーサリー企画展を開催した。これまでどういうことをやってきたか、目で見て分かってもらえれば」と話している。
営業時間は12時~20時。水曜定休。企画展は同30日まで。
カプリチオ(©マルニ)