地元の食をテーマにしたイベント「ふるさと食祭りin宇部」が6月7日、「宇部蒲鉾(かまぼこ)」(宇部市川上、TEL 0836-33-5151)で開催される。
今回で5回目となる同イベントは、毎回4000人以上が来場する人気イベント。宇部の食を通じて地域の活性化を図ろうと、同社や市内食品業者で成る「真締川リバーサイドの自然の中で食の生産者」が主催する。
当日、同社社屋横ではステージイベントや体験イベントなどを多彩に展開。ちくわ1万本を用意しての「ちくわつかみ取り」(400円)や100人限定のちくわの手作り体験、かまぼこ板を使ったイラストコンテストなどを行うほか、レノファ山口FCの選手との触れ合いコーナーを実施する。
地産地消の「うまいもの市場」では、JA山口宇部やANAクラウンプラザホテル宇部、道の駅きららあじす、新宇部漁業協同組合、永山本家酒造場、井上商店など地元企業約20社が一堂に出店し、地元特産品の加工食品や地酒、野菜などを販売。飲食ブースも用意する。
ステージでは、地元アーティスト・kinuyoさんや原田侑子さんらによる音楽ライブやマジックショーなどを展開。初の試みとして「スタディーコーナー」を設け、味覚チェックや山口大学工学部によるポン菓子での圧力実験をするほか、話題性にあやかり、テリー伊藤さんの実家として有名な東京・築地「丸武」(東京都中央区)の「厚焼き玉子」も販売する。
同社企画営業担当の倉満正博さんは「毎年来場者数が増えてきており、今年は5000人の来場を見込んでいる。新しい内容も加えて5回目の節目にグレードアップした。食べて見て聞いて、楽しんでもらえたら」と来場を呼び掛ける。
開催時間は9時~15時30分。