宇部・新川に6月22日、鍋料理をメーンにする居酒屋「戎屋」（宇部市中央町1、TEL 0836-43-7997）がオープンした。

「戎屋」の外観

　「水炊き」「もつ鍋」「すき焼き」の鍋料理をメーンに一品料理を提供する同店。カウンター6席、テーブル・座敷席は全て個室で32席を設ける。黒を基調にした店内では、照明を落として「落ち着ける空間」を演出する。

　「宇部に鍋をメーンにした居酒屋がないことから、1年ほど前から構想を練ってきた。オープンがずれ込み、主力が鍋メニューながら夏にオープンすることになった」と店長の戎谷勝俊さん。

　主力メニューの「水炊き」（1,280円）、しょうゆベースの「もつ鍋」（980円）、「すき焼き」（1,680円）には、「鶏ぶつ切り」「モツ」（以上500円）や「つみれ」（300円）、「ゴボウ」（150円）や「白菜」、「大根」（以上200円）など肉と野菜の追加メニュー約20種類を用意。

　一品料理では、「牛のタタキ」（1,280円）や鶏肉か豚肉か選べる「お肉のマスタードソース」（900円）、「生ピーマンの肉詰め」（550円）、「豚の角煮」（600円）などをそろえる。アルコール類は、ビール（500円）、ハイボール（450円）などのほか、サワーや果実酒（400円～）、地酒（800円～）など約60種類をそろえる。

　20代後半からの幅広い層をターゲットに、客単価は4,000円～5,000円を見込む。

　「すき焼きの割り下や水炊きのスープ、ポン酢などは店内で手作りし、すき焼きの食べ始めには目の前で肉を焼いて提供する。ゆっくりとした時間が流れる中で、鍋を囲んで楽しい時間を共有できる店にしていきたい」と戎谷さん。

　「夏に合わせて、辛い味わいの鍋メニューも始める。季節ごとのメニュー展開も積極的にしていきたい」とも。

　営業時間は17時30分～翌2時。水曜定休。