湯田温泉の旅館に10の風呂を備えた施設-古き良き温泉を再現

「湯のまち倶楽部」の露天風呂のひとつ「森の露天風呂 木もれび」

「湯のまち倶楽部」の露天風呂のひとつ「森の露天風呂 木もれび」

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 山口・湯田温泉の旅館「西の雅 常盤」(山口市湯田温泉4、TEL 083-922-0091)に10月31日、10の風呂を備えた温泉施設「湯のまち倶楽部」がオープンした。

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 店舗面積は、1階=496平方メートル、2階=304平方メートル。1階部分は浴室や食事処、2階部分は大部屋=1室、個室=4室の休憩室となっている。同旅館に隣接していた「栄屋旅館」が移転したことから、もともとあった建物と浴室を残しながら温泉場にしようと改装に乗り出した。スーパー銭湯のような温泉施設ではなく、ゆっくりと癒される「古き良き湯田温泉を再現した茶屋風木造温泉場」となっているのが特徴。

 同施設には、森の露天風呂、竹林露天風呂、個室風呂=2室、貸し切り岩風呂があり、同旅館本館の露天檜風呂、楊貴妃風呂、大内の御湯、露天風呂、足湯も利用できる。そのほか、自家製そばや甘味を提供する「食事処 湯のまち茶屋」、フットケアやフェーシャルを行う「エステルーム 華恋」、個室タイプの低温岩盤浴「ヒーリングサロン 桃源の癒」、気道術整体を行う「整体ルーム 夢想」も備えている。

 食事処の座席数は30席。「板そば」(900円)、「柚子ぞうすい」(800円)、「ソフトアイス」(250円)など、ソフトドリンク、アルコール、甘味、アイス、一品料理、ぞうすい、自家製そばを提供。食事と入浴がセットになった「板そば御膳+ご入浴セット」(2,000円)も。

 同旅館の山本輝浩予約マネージャーは「施設を増やすことで宿泊客に満足度をアップしてもらうことが目的。以前は外来入浴には対応していなかったが、今回一般にも開放することで地元の人の日帰り入浴としても利用してほしい」と話している。

 利用料金は、一般=1,000円、4歳~小学生=600円、宿泊客=無料。日帰り入浴の利用時間は11時~22時(宿泊客は15時~24時)。

西の雅 常盤(©マルニ)

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