宇部のボランティアサークル「宇部未来会議」の活動が11月30日、社会貢献プロジェクト「YOUNG JAPAN ACTION 浅田真央×住友生命2015」の大賞に選ばれた。
同プロジェクトは、住友生命保険相互会社ブランドパートナーの浅田真央さんをリーダーに、同社の20代社員が運営チームを組んで行う社会貢献活動で、日本の若者が力を発揮できる環境を創出し、若者の豊かな感性を生かした社会的課題を解決する活動を支援することを目的にしている。
昨年に続いて2回目となる今回。20代の若者が中心となる活動を全国から募集し、大賞3組、奨励賞7組の入賞者を決定。宇部未来会議が行う宇部中心市街地のイルミネーション「サンタクロスロード」が大賞を受賞した。
イルミネーションでは、「銀天エコプラザ」(宇部市中央町2、宇部中央銀天街内)をメーン会場に、銀天街アーケード内からANAクラウンプラザホテル宇部までの歩道約450メートルをライトアップする。メンバーで「手作り」するため、今年(同28日から点灯)は7月から作業してきたという。同サークル代表の藤重雅明さんは「私たちの活動はぴったりだと思って応募した。内容にも自信があり、中でも一番大きなプロジェクトである『サンタクロスロード』がいいのではと考えた」と話す。
現在、20代をメーンに25人が参加する同サークル。これまでに宇部市をPRするコマーシャルや宇部新川周辺街歩きマップ「宇部新川ぐるりんマップ」の制作などを行ってきた。
「入賞するとは全く思っていなかったのでみんな驚いていた。今までの活動が認められた気がしてうれしかった。ヒアリングの際にこれまで行ってきたさまざまな活動について話したのも評価のポイントだったのかもしれない」と藤重さん。
今後の活動については、「自分たちのやっていることに自信を持ってやっていきたい。これを機に自分たちの活動について広く知ってもらい、若い人たちが自分の街を自分たちで盛り上げていこうと思ってもらえれば」と笑顔を見せる。
大賞に選ばれた活動には、スペシャルサポーターの浅田舞さんが参加するほか、副賞100万円が贈呈される。