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山口で節分イベント「11メートルの恵方巻き」作り 無病息災願い、がぶり

11メートルの恵方巻きを作る参加者ら

11メートルの恵方巻きを作る参加者ら

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 山口・阿知須の道の駅「きららあじす」(山口市阿知須、TEL 0836-66-1001)で1月31日、11メートルの恵方巻き作りにチャレンジする節分イベントが行われた。

南南東を向いてかぶり

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 5年前から節分に合わせて行う同イベント。長さは3月に同施設が11周年を迎えることから11メートルとし、「7周年のときに7メートルから始め、毎年1メートルずつ長さを伸ばしてきた」(駅長の山本由香里さん)。

 穏やかな日差しが差し込む中、親子連れや地域住民など20人の定員を上回る約30人が参加。参加者らは用意された酢飯の上に、カニかまぼこやキュウリ、カンピョウ、卵の具材を載せ、山本駅長の号令に合わせて一斉に巻き上げた。

 すのこを外し、11メートルもの長い恵方巻きが姿を見せると歓声が上がった。完成した恵方巻きは、その場で切り分けて参加者や見物客に振る舞われ、全員で今年の方位・南南東を向きかぶりついて味わった。

 宇部市から参加した福井諒子さんは「こんなに長い恵方巻きを作れる機会はないと思い、3人の子どもたちと参加した」と話す。瑠香ちゃん(6)は「巻いたところが楽しかった。難しくなかったよ」、蒼真くん(5)は「みんなで作ってとってもおいしいかった」と笑顔を見せる。

 山本駅長は「今年は5升のお米を使った。早い方は3時間前から並ばれていたようで、遠くは周南市からの来場もあった。毎年話題になっていると感じる」と話す。「皆さんには、また1年無病息災で過ごしていただけたら。今後も恒例イベントとして継続していきたい」とも。

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